9月のMDMは「防災講話(地震・津波に備える)」をテーマに、元陸上自衛隊で
師団長などを歴任された、川﨑朗 様による講演会を実施しました。
東日本大震災の現場で副師団長として救助活動にあたるなど、様々なご経験から得た
教訓や課題などを、大変分かりやすくお話しいただきました。
(災害の際に自身の命を守るための注意点)
・長い揺れが起こったら直ちに避難。
・気象庁の津波警報は2~3報が大事。
・ハザードマップ以上の津波が来ることもある。
・市街地などでは車は乗り捨てて、高いビルなどに垂直避難する。
・津波警報解除まで絶対に戻らない。(避難した後に自宅の様子確認や貴重品を
取りに戻ったところで被災するケースがあるとのことでした。)
(市民が情報提供する場合の注意点)
・発生後72時間迄は人命救助、火災、防犯を優先。
・72時間以降は 救援活動に資するもの。
・UTM地図(地理院地図)の使用奨励 。
★社員からの質問
家族がバラバラな状態で被災をしたとき、避難場所などは決めていますが、
他に決めておくと良い事などはありますか?
→避難の訓練をしておくと良い。
避難場所までの経路確認、避難場所での集合場所、連絡手段など。
地震は非常に身近な災害となっており、南海トラフ地震は今後30年以内に
70%~80%の確率で発生するとされています。
当社では、今後も定期的に防災講話や避難訓練を実施し、社員の防災意識向上に
努めてまいります。